5月12日 母の日記念礼拝              2013年

丹羽昭男師

 

「私をお助けください」

マタイによる福音書

15章21-28節

15:21さて、イエスはそこを出て、ツロとシドンとの地方へ行かれた。

15:22すると、そこへ、その地方出のカナンの女が出てきて、「主よ、ダビデの子よ、わたしをあわれんでください。娘が悪霊にとりつかれて苦しんでいます」と言って叫びつづけた。

15:23しかし、イエスはひと言もお答えにならなかった。そこで弟子たちがみもとにきて願って言った、「この女を追い払ってください。叫びながらついてきていますから」。

15:24するとイエスは答えて言われた、「わたしは、イスラエルの家の失われた羊以外の者には、つかわされていない」。

15:25しかし、女は近寄りイエスを拝して言った、「主よ、わたしをお助けください」。

15:26イエスは答えて言われた、「子供たちのパンを取って小犬に投げてやるのは、よろしくない」。

15:27すると女は言った、「主よ、お言葉どおりです。でも、小犬もその主人の食卓から落ちるパンくずは、いただきます」。

15:28そこでイエスは答えて言われた、「女よ、あなたの信仰は見あげたものである。あなたの願いどおりになるように」。その時に、娘はいやされた。

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メッセージ内容 ~週報より~  

 

[1]母の苦しみ

1、母の苦しみ

母はどんな時でも子たち一人一人を愛している

そして、母の愛が大きく出てくるのは、その子が何か問題をもった時である

我が子が苦しむと、母も同じように苦しむ

否、その子以上に苦しむ

2、母の願い

そして、母はその子の苦しみが取り除かれる為には、どんなことでもする

その為には、自分はどうなってもよいと思う

 

[2]主イエスの態度

1、主イエスに走る

ここで、この母は娘の問題(悪霊に取り付かれている)を持ったまま、主へと走る

そして、主イエスに問題が解決するよういと願った

2、しかし、主イエスは答えられない

主イエスは、その母に願いに答えられない

それどころか「私はあなたの娘を助けるわけにはいかない」と言われた

 

[3]母親の変化

1、ひれ伏す

そこで、この母は自分の間違いに気がついた

ひとつは、祈りの態度である

それまで立ったまま願っていた

しかし、今は主イエスの御前にひれ伏して願った

2、私をお助けください

もうひとつは、祈りそのものを変えた

「私の娘を助けてください」との祈りが、

今は「この私を助けてください」と祈り願った

「娘ではなく、この私に問題があります

    この私を新しくしてください」と祈った

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牧師

 丹羽昭男

副牧師

    丹羽美香

サンパウロ新聞

の取材を受けました!

 2013/04/21 

↓こちらからどうぞ

http://www.saopauloshimbun.com/index.php/conteudo/show/id/13121/cat/105

取材目的についてお尋ねしたところ、「お年をめされた方々が、昔からの信仰を持ち続け、今もなお喜んで教会へ来られている姿、また日本語だけで行われている礼拝は珍しい」とのこと。この特異な環境にある教会が、主の証しをしていることが広く知られることは、ほんとうに嬉しいことです!また、98歳の姉妹が久々にご出席され、その内容にふさわしく豊かな証しがなされ一同喜びにあふれました!