9月8日礼拝          2013年

丹羽美香師     

敬老礼拝

「外なる人が滅びても」

Ⅱコリント4:16-18

 

4:16だから、わたしたちは落胆しない。たといわたしたちの外なる人は滅びても、内なる人は日ごとに新しくされていく。

4:17なぜなら、このしばらくの軽い患難は働いて、永遠の重い栄光を、あふれるばかりにわたしたちに得させるからである。

4:18わたしたちは、見えるものにではなく、見えないものに目を注ぐ。見えるものは一時的であり、見えないものは永遠につづくのである。

・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・

メッセージ内容 ~週報より~

 

[1]滅びと共に日々与えられる新しい力

 1、外なる人が滅びる

①肉体的衰え―歳をとる

②物事がうまくゆかず、名誉が傷つけられ、

 人間関係にもヒビが入る

それまで、信仰を持っていたつもりなのに、身体が弱ると共に心が非常に不安定になり、不安と恐れにどうにもならなくなる場合もたくさんある

 

[2]パウロは「内なる人は、日ごとに新しくされていく」と

  告白した

1、パウロが感じていたもの

今の艱難が永遠の栄光を与える

また、今の艱難は軽いもの、やがて与えられる永遠の栄光は溢れるばかりのもの

 

2、私たちが感じることは

永遠の栄光よりも、日々自分を悩ます肉体的な衰えの方が身近に重く感じやすい

[3]なぜパウロはそのように

  告白できたのか

1、彼にとって見えるものとは

困難な問題・肉体の衰弱・名誉の失墜

2、彼はそれらの悩み事ではなく、見えないものを注視しこれを見つめた

 

 

[4]パウロの言った「見えないもの」とは、いったい何か

    ― それは、神 ―

1、人間を追い求めてくださった神

2、キリストの血により、人間を新しく造り変えてくださった神

3、「神の子」という身分をくださった神

 

[5]歳をとるという事は

全ての人に訪れる自然現象

1、しかし、私たちの人生は神のご計画の中にある

2、老後の生活は「神の子」という輝かしい身分を望んでの

上り坂の歩み

3、たとえ肉体的には衰えて下り坂を歩むように見えても、

高嶺を目指して登り切るように、神は日々励ましてくださる

 

「わたしは戦いを立派に戦い抜き、走るべき行程を走りつくし、

信仰を守り通した。今や、義の冠がわたしを待っているばかりで

ある」               第Ⅱテモテ4:7-8

牧師

 丹羽昭男

副牧師

    丹羽美香

サンパウロ新聞

の取材を受けました!

 2013/04/21 

↓こちらからどうぞ

http://www.saopauloshimbun.com/index.php/conteudo/show/id/13121/cat/105

取材目的についてお尋ねしたところ、「お年をめされた方々が、昔からの信仰を持ち続け、今もなお喜んで教会へ来られている姿、また日本語だけで行われている礼拝は珍しい」とのこと。この特異な環境にある教会が、主の証しをしていることが広く知られることは、ほんとうに嬉しいことです!また、98歳の姉妹が久々にご出席され、その内容にふさわしく豊かな証しがなされ一同喜びにあふれました!