丹羽美香師
敬老礼拝
「外なる人が滅びても」
Ⅱコリント4:16-18
4:16だから、わたしたちは落胆しない。たといわたしたちの外なる人は滅びても、内なる人は日ごとに新しくされていく。
4:17なぜなら、このしばらくの軽い患難は働いて、永遠の重い栄光を、あふれるばかりにわたしたちに得させるからである。
4:18わたしたちは、見えるものにではなく、見えないものに目を注ぐ。見えるものは一時的であり、見えないものは永遠につづくのである。
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メッセージ内容 ~週報より~
[1]滅びと共に日々与えられる新しい力
1、外なる人が滅びる
①肉体的衰え―歳をとる
②物事がうまくゆかず、名誉が傷つけられ、
人間関係にもヒビが入る
それまで、信仰を持っていたつもりなのに、身体が弱ると共に心が非常に不安定になり、不安と恐れにどうにもならなくなる場合もたくさんある
[2]パウロは「内なる人は、日ごとに新しくされていく」と
告白した
1、パウロが感じていたもの
今の艱難が永遠の栄光を与える
また、今の艱難は軽いもの、やがて与えられる永遠の栄光は溢れるばかりのもの
2、私たちが感じることは
永遠の栄光よりも、日々自分を悩ます肉体的な衰えの方が身近に重く感じやすい
[3]なぜパウロはそのように
告白できたのか
1、彼にとって見えるものとは
困難な問題・肉体の衰弱・名誉の失墜
2、彼はそれらの悩み事ではなく、見えないものを注視しこれを見つめた
[4]パウロの言った「見えないもの」とは、いったい何か
― それは、神 ―
1、人間を追い求めてくださった神
2、キリストの血により、人間を新しく造り変えてくださった神
3、「神の子」という身分をくださった神
[5]歳をとるという事は
全ての人に訪れる自然現象
1、しかし、私たちの人生は神のご計画の中にある
2、老後の生活は「神の子」という輝かしい身分を望んでの
上り坂の歩み
3、たとえ肉体的には衰えて下り坂を歩むように見えても、
高嶺を目指して登り切るように、神は日々励ましてくださる
「わたしは戦いを立派に戦い抜き、走るべき行程を走りつくし、
信仰を守り通した。今や、義の冠がわたしを待っているばかりで
ある」 第Ⅱテモテ4:7-8