4月29日礼拝           2012年

 

丹羽昭男師

 

「祈りとあかし」

コロサイ人への手紙4章2-6節

祈り初めは神様への感謝の言葉から~、

 祈りについて― 祈りの姿勢・その内容

あかしは、言葉でする前に「行動・生き方」で示すもの~、

 あかしについて― いつ・どこで・どのようにすれば良いのか

を、具体的に語られました

☆詳しくは、「礼拝メッセージMP3」にて、 ご視聴ください

見出し⇒「礼拝メッセージMP3」からどうぞ

 

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信徒養成講座 ヨハネによる福音書の学び⑤

テキストP23~25

[Ⅴ]3章の要約

(1)神はみ子主イエスに、審判をゆだねられた

(2)神は、その愛するみ子を遣わすほどに、この世を愛された

(3)み子を信じるものは、「永遠の生命」が与えられ、

   信じない者は、「永遠の滅亡」である

詳しくは、「ヨハネの福音書の学び」の第3章をご覧ください

見出し⇒「第3章」からどうぞ

今回はとくに、質疑応答はありませんでした

 

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昼食会

 本日は午後より、連合女性会が

 行われたため昼食が用意されました

メニュー

 マーボー豆腐・筍の煮物・ゴーヤ和え物・漬物

 すまし汁・ケーキ

生姜がピリっときいた和風味の熱々マーボー豆腐は、

朝から肌寒かった身体にうれしい美味しさでした!!

筍の煮物は、美香先生が自宅でじっくり煮込んでお持ちくださった一品です!なかにはシイタケとあげが入っており、どれにも味がしみ込んだその旨さに、あっという間に鍋は空になっていました

ごちそうさまでした!

今日は、なんと丹羽先生のお誕生日!

信徒の方がお祝いにケーキを献品してくださいました

みなさんにも振舞われ、カフェと共に頂きつつの談笑となりました

 

連合女性会

 フリーメソジスト教団・女性部の集い

 毎回、5週ある月の第5週目日曜に当てられ

 サウーデ教会にて行われています

 

 今年最初の会が、 午後2時より

 会長の司会進行により開かれました

 

*祈り

*賛美 新聖歌474「主がわたしの手を」

       275「キリストは生きておられる」

*第1部 メッセージ

  

ご用者:丹羽昭男師

聖書箇所:使徒行伝9章36-43節

~ごあいさつ~

本日は、この連合女性会にお招きいただきまして

感謝申し上げます。

今年から連合女性会は、新しい会長ならびに役員の方々によって

新しく出発され、すでに活発にその活動がなされておられる

と、うかがっております。

益々前進されますよう心から祈るものであります。

~メッセージ内容要約~

では、「タビタ」という女性を通して、私たちがどのようにして

教会の中で、あるいは社会の中で歩んでいけば良いのか?を

見ていきたいと思います。

ヨッパという町に「タビタ」という女性が住んでいました。

この人は「女弟子であった」と書かれています。

彼女は、他の弟子たちと共に弟子訓練や教えを受けていた

ようです。

そして、「この女は、多くの良いわざと施しをしていた」と

あります。

彼女のその素晴らしい働きである愛のわざの一つの表れとしての

施しですが、

後の方をみてみますと、下着や上着の数々を作っていたと書かれていますので、彼女は、「縫い物」を得意としていたようですね。

その賜物をいただいて、その賜物を用いて奉仕をし、教会内外の方々から尊敬を受けていた婦人だったようです。

ところが、そのタビタが亡くなった、とあります。

私たちは時々、

「どうして、良い人なのに早く亡くなってしまうんだろう?

神様の為にもっと用いられないんだろう?」と不思議に思います。

素晴らしい働きをされている方が、突然に亡くなられるという

ことが、周囲にもありますね。

それがどういうことなのか?それは、分かりません。

ただ、言えるのは、すべてにおいて神様のご計画の中で成されて

おり、このタビタの件も、神様の大きなご計画の中に入っているということです。

でも、ここではタビタが亡くなっただけでは終わりませんでした 

タビタが亡くなったとき、周りの人たちはどうしましたか?

すぐに、近くの町に来ていたペテロに遣いを出しました。

 「彼に来てもらって祈っていただこう! 」

皆の中に、「生き返らせてもらおう」という願いが起こったので

しょうね。

ペテロは、それに答えてすぐにやって来ます。

皆は、ペテロの周りに集まって、タビタがどんなに素晴らしい人物だったのかを証ししました。

おそらくペテロは聞きながら感動したことでしょう。

とくに寡婦(やもめ)たちが、ペテロのそばに来て下着などの品々を見せたと書かれています。

この寡婦たちは、まだ信仰をもっていなかった人たちです。

その人たちが、タビタがどれだけ私たちを助けてくれたかを話したのです。

タビタは、とくに教会の外の寡婦や困っている人たちに対して施しをしていた。

私たちも、そうでなければいけないと思います。

教会の中にとどまらず、私たちは教会の外の人に向かっても

愛のわざをしていかなければいけないと思います。

タビタは、そうしました。が、亡くなりました。

じっと聞いていたであろうペテロは、その後どうしたでしょうか。

神様の前に跪いて祈った。

 「どうぞ、このタビタがもう一度いのちが与えられて、

  立ち上がるように」と、祈ったに違いありません。

そして、ペテロは神様からその応え(こたえ)をいただいたようですね。 なぜなら ― 、

死んだはずのタビタに向かってペテロは、

「タビタ。起きなさい」と、言いました。

死んだ人に向かって「起きよ」と言う事など、普通では考えられ

ませんよね。

でも、ペテロは神様のことを信じ、祈り、そのように言いました。

結果、タビタは「ペテロを見て起き上がった」とありますね。

ここで、奇跡が起こりました。

死んだはずのタビタが、もう一度いのちが与えられ、生かされたのです。

神様による、ペテロを通しタビタを生き返らせた、という奇跡が起こりました。

神様のご計画は、タビタがもう一度生き返させられて、愛のわざを続けるということにあったのです。

だから、神様はあえてそのような奇跡を成された。

タビタは生かされて、以前よりももっとその働きに励んだのでは

ないでしょうかー。

彼女は、縫い物を通して色んな方々を助けていましたが、これからも、その奉仕を続ける必要があった。だから、神様はもう一度生き返させられたのでしょう。

私たちは皆、タビタのような経験は無いと思いますが、これまでの人生の中で何度か神様の奇跡を経験されていることと思います。

 あの事故の時・・・、重い病気にかかった時・・・、

 もうダメかと思った時・・・、

でも、神様は不思議なようにして生かしてくだり、今がある。

誰でも、一度や二度はそのような経験をしていませんか?

タビタの上に奇跡をなさった神様は、あなたの上にもなさっておられます。

「あなたが今日生きている」ということは、果たしてどういうことなのでしょう?

それは、あなたが今までされてきた奉仕を、続けていかなければならない、ということではないでしょうか。

奉仕とは働きのことですが、様々なものがあります。

目立つ奉仕といえば、皆の前に立って司会や賛美、あるいはメッセージなどをする。尊い奉仕ですね。

でも、目に見えず隠れた奉仕もたくさんあります。

なかには、掃除や台所・事務的なことなど、雑用と呼ばれるものがたくさんありますが、それらも尊いですね。

神様の前では、どの奉仕も尊いのです。

あなたも、これまで、何らかの奉仕をしてきましたね。

そして今も生かされている、ということは、その奉仕を続け、

更にこれまで以上に励まなければならない。ということではないでしょうか。

その為にこそ、神様はあなたの中に奇跡を起こし、生かされ、

今日があるわけです。

でも、「もう年をとってしまったから、若いときのようには出来ない」と言われる方もおられるかも知れません。

そうですね。でも、よくこれまでやってこられましたね。

神様はよくご存知ですよ。

確かに実際的なことは、もう出来ないかも知れません。

しかし、どんなに年をとっても最大の奉仕が残っています。

それは、「祈り」です。

祈りは、誰でも、老若男女、健康であってもそうでなくても、

また、どこででも出来ます。

祈りは、自分はもちろんですが、他人の為にもするべきです。

教会の為に、指導者の働きの為、他の信徒の為になど、

またとくに、救われていない人の為に祈る必要があるでしょう。

あなたの周りにも、救われていない方が大勢いらっしゃる

でしょう。

家族・親族の中に、近所・友人の中になどと、その方々の為に、

私たちは祈らなくてはいけなせん。

私たちは、祈ることが出来るのです。

そして、祈りこそ最大の奉仕であり、愛のわざであります。

私たちが、その方の為に祈ることによって、神様がその方に働いてくださって心をひらいてくださり、信じるように導いてくださるのです。

私たちの祈りが、その人たちを救いに導くのです。

なんという大きな愛のわざでしょうか。

それ以上のわざがあるでしょうか?

最高のわざです。

皆さん、そのように祈っていこうではありませんか。

 

タビタは、生きている時も懸命に奉仕をやりました。

生かされてなおやりました。

私たちも今、神様の奇跡によって生かされているわけですから、

更に続けそれ以上に、またもっと忠実にやっていこうでは

ありませんか。

その中でも、最高のわざが「祈り」です。

どうか、続けてください。

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*献金

    ~ 休憩 ~

*第2部 あかし会

    各教会による「あかし」

*賛美 新聖歌419「起こし給え」

*あかし

ピネイロス教会 ・あけぼの教会 ・聖北教会・サウーデ教会

*主の祈り

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降り続いている雨のせいか、出席者が

いつもり少ない集いとなりましたが、

賛美はそれを感じさせないほど力強く、霊に燃えた歌声でした

*お交わり

その後、軽食と温かい飲み物が用意され、みなさん久しぶりにお目にかかる姉妹たちと楽しいひと時を過されました

ここでも、手作り特大ケーキで

丹羽先生をお祝い♪

女性だけの大合唱に

終始照れておられました

おめでとうございました!

 

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牧師

 丹羽昭男

副牧師

    丹羽美香

サンパウロ新聞

の取材を受けました!

 2013/04/21 

↓こちらからどうぞ

http://www.saopauloshimbun.com/index.php/conteudo/show/id/13121/cat/105

取材目的についてお尋ねしたところ、「お年をめされた方々が、昔からの信仰を持ち続け、今もなお喜んで教会へ来られている姿、また日本語だけで行われている礼拝は珍しい」とのこと。この特異な環境にある教会が、主の証しをしていることが広く知られることは、ほんとうに嬉しいことです!また、98歳の姉妹が久々にご出席され、その内容にふさわしく豊かな証しがなされ一同喜びにあふれました!